事故や病気をしないために
事故や病気や怪我をしない日々を送るために 丸山弘先生(高橋信次先生お弟子さん)
私の体験と学習とによる提案。
生きることについてお話し申し上げたいと思います。
皆様におかれましてはそれぞれの人生経験をお持ちでいらっしゃるわけでありますがそれはそれで真に尊いものであります。
私がこれから申し上げますことをお読みくださいます間、しばらくの間だけこれまでの人生経験をちょっと横に置いていただきたいと思います。
なぜかと言いますとそのフィルターを通してお読みになりますと十分にご理解いただけないと思うからであります。
私たちは毎日毎日今日も1日無事故で過ごせますようにと祈る心で生きております。
さぞや皆様方の奥様ならびにご主人様、ご家族の皆様におかれましても、いつもいつも平穏無事を念願しておられることと思います。
この世のどんな方もみの日々無事を祈りつつおられることと思いますがしかし昨日も今日も各地で事故が発生し、しい状態が続いております。
いつも事故と無縁でいる人と、いつも事故とか病気で家族が交代で病院通いをしておられる向きとがあります。
何故にこのような格差ができるのでしょうか。
それは神様が差別しておられるわけではなく自分の生き様が原因しているのであります。
私は高橋信次先生から17年間教えていただき実際の生活面に活かした体験の結果わからせていただきました。
それはいつも何かを考えている、また思っている心、人には嘘がつけても自分には絶対に嘘のつけない心を正しく思う、考える、行うようにすることであります。
事故防止や安全については学者や色々な人生経験者学識経験者が色々な説を言っておられますが、それらの学説などを遙かに超越したものがこれからご説明する心の在り方であります。
それはまず第一に温かい思いやりのある心づくりをして頂きたいのであります。
テレビの6チャンネルを押すと絶対間違いなく6チャンネルの映像が映ります。
人間の心からも電波のような波動が出ており、暖かくて明るい人には暖かく明るい人が集まってきます。
また悪口やぐち、気短かといったような暗い人にはやはり暗い人が集まります。
類は類を呼び込むわけであります。
植物はどんな所に生えていても自然に太陽の方へと向いております。
温かく明るい方向に向いて成長していっております。
人間もいかなる人も全て心の底では明るく、暖かくなりたい暖かく明るい人の周りへ行きたいと思っています。
当然のこと暖かく明るく生きている人の心には明るいこと、明るいもの暖かい暖かいものが自然に集まってきます。
その明るく暖かいことは人間にとって幸せにつながることです。
その反対に暗い人の心には、暗いもの暗いことが集まってきます。
いくらお祈りをしようが自分の心すなわち受信機を明るく暖かいものに変えない以上それは無駄なことであります。
暗い心をしていると避けられる事故や病気も避けられなくなります。
つまり暗い心と暗い心同士がドッキングするのであります。
それは人間ばかりではありません。
暗い人の心には暗い要因のものが集まるのであります。
言うまでもなく暗いことは人間にとって不幸なことであります。
事故や病気など不幸な出来事の原因を探っていきますと必ずや暗い原因を作っていることが発見されます。
その原因によって結果として事故や病気、不幸な出来事が形となって表面に現れてくるのであります。
事故が発生したからといっていくらその時の状態を調べ原因の追求をやってみても表面的な形としての原因がわかるかもしれませんが、真の事故原因は発見されずに終わるのでまた同じような事故や病気になるのであります。
そして回を重ねるにしたがって事故や病気の状態は大きく重くなっていきます。
大分をお分かり頂いてきたと思いますがその元はその人の心の状態にあるということであります。
その心があの太陽のように丸く豊かであるということが大事だということであります。
人間の心というものは生まれた環境すなわち両親との関係、家族との関係によって良くも悪くも影響を受けて今あるのであります。
いつもイライラしていたり、いつもカッカカッカしていたり、また人の欠点ばかり目についてしようがないといったような事柄は多分に心が丸く豊かでない原因によるものであります。
自分の心と相手の暗い部分つまり欠点とが導通した状態なのであります 。
自分の暗い心を修正するには、いつも思っていること考えていること、行なっていることお話しすることもを点検してみることが大切であります。
次にその点検の基準についてご説明致しましょう。
今日私たちが生存するために必要な太陽の熱、光、空気、水等どれ一つとってみても不変、不偏、公平で自分本位な考えを持っていないことは皆様も十分ご承知のことであります。
しかも人間を始め動物植物鉱物などすべてのものを平等に正確に無所得で生かし続けております。
例えば人間をはじめ動物は植物から出ている酸素を吸収し吐き出した二酸化炭素を植物が吸収して生存していることを見ても人間だけが勝手に一人で生きていくことは絶対にできないのであります。
この地球上のすべてのものは相互に活かし合い、助け合って生きるように仕組まれているのであります。
その姿は太陽の熱光を受けて地上にあるもの同士が活かし合い助け合い補い合うという横に並んで肩を組み合っている状態であります。
つまり慈悲という縦の光を受けてそれを周りに広げてゆく愛という行為をしていかなければならない神理によって形成され、その道を否応なしに私たちは歩んで行かなければならないのであります。
そのことを心静かに考えてみますと、私たち盲目の人間はあの太陽のように、また空気や水のように自分を精一杯生かし、また周りの人間をはじめすべてのものを精一杯生かすように努力していくためにこの世に出させて頂いているのだ。
仕事も家庭も職場も皆その愛という修行の実践のためにいただいていることがわかります。
太陽は一つであります。その太陽のもと全ての人間同志が神の心を心として助け合い補い合って生きていくことこそ正しい道であることは当然のことであります。
自分勝手なことは許されないのがこの大宇宙の神理であります。
もし自分自身の思いや行為をすれば、その神理から逸脱した分だけ人間は苦しむようになるのであります。
しかし長年の間自己中心に生き続けてきた者にとっては、自分の思いや行いが間違っていることにはなかなか気付きません。
気付かないままいくと重大な障害にぶつかることになるため神は慈悲として黄色信号、赤色信号に当たる交通や傷害事故、病気などを与えてくださっているのであります。
こうして人生というこの短い一瞬を考えてみますと、この一瞬一瞬を本当に押し叩くような感謝の心で迎え真剣に取り組んでいかなければならないなと思います。
「1日のことは1日にて足れり明日のことを思い煩うなかれ」まさにその通りだと思います。
一つの職場で不思議なご縁を頂いて今こうして身近におらせていただける幸せに感謝しましょう。
自分の目に映る相手の素晴らしいところは自分の目標とすべきところであります。
相手の未熟なところは自分がその分を頂いているのであります。
ですからそっと補ってあげるという愛の修行の良き機会をお与えいただいているのであります。
また目、耳に入る周りの人の嫌な言動は、神がお前もそのような言動をしていないかという問いかけを頂いているのであります。
いかなる人もこの地球上の人は神によって許され生かされている同級生なのだと教えて頂いております。
人は人を裁くためにあるのではなく、人は人を生かすことのためにあるのであります。
人は相互に助け合い許し合い補い合い、思いやり合う愛により希望と勇気を頂き自立していくものであります。
お互いに感謝しあい、尊敬しあい、謙虚な心で今日という一日を大切に行きましょう 。